胃粘液は胃粘膜を護るために重要な役割を担っています。粘膜を護るものは胃粘液しかなく、この分泌量が減少すると粘膜が傷つき胃痛になります。胃粘液の分泌は自律神経によってコントロールされているので、例えばストレスが溜まっている状態が長く続くと自律神経失調になり胃粘液不足で胃痛になることがよく知られています。
これとは別に老化の影響もあります。胃は老化により萎縮して消化のための蠕動運動力が低下していき、それと共に胃粘液の分泌が減少していきます。したがって体が老化すれば胃酸により胃粘膜が荒れて胃痛を起こすことがあるということです。
更に先ほどのようにストレスが溜まって自律神経が乱れているような場合は胃痛になりやすいと考えられます。統計によると40歳前後から胃の不調を訴える人の数が増加していきます。医学の進歩で平均寿命は70歳をゆうに超えていて、晩年を健康的に過ごすためにも胃の機能をできるかぎり低下させないようにする必要があります。
胃の機能が低下すれば消化不良により抜け毛が多くなる傾向にあります。そのため抜け毛が増えたり薄毛になったりしてきたように感じる場合は、胃の機能が低下していないかどうか一度検査をしてみるといいでしょう。40歳をすぎれば胃がん検診を年に1回は行った方がいいと言われていますし、がんに限らず症状の早期発見は回復を早めることに大いに役立ちます。
老化の内臓の機能低下はやむをえないことですが、老後の人生を楽しく過ごすためにも食事をおいしく摂ることができるということはとても大切なものです。そのためにもストレスを溜めないようにしなければなりません。またストレスが溜まっても耐えられる体であるために定期的に運動をすることが望ましいです。
【スポンサードリンク】
老化